「じゃあさー。りくと一緒に写真が撮れる、写真館とかはー?」
クラスの委員長の若菜が、提案する。
「それいい!」
それを聞いて、みんながまた、騒ぎ始める。
「でもさー。人が集まるかな?穂乃花とスクープされてから、うちの学校でも、ファンが減ってるみたいだし」
独りが言い出すと、きりがない。
「えー、そのことはデマだって、りくが言ってたって聞いたけどー?だから、あたし達は賛成!」
「俺達は、どっちでもいいけど。でも、りくが言ってるのって、そんなの、あてにならなくねー?裏では、付き合っているかもなー」
クラス全員、言い合いになりかけ時、直也君が、口を挟んだ。
「まとまらないので、違う催し物にしたいと思います」
直也君は、あたしとりく君が近づくことに、あまり気が乗らないみたいだ。
「えー、直也君。普通、投票で決めるんじゃないのー?」
「そうだよ。投票にしようよー」
クラスの女子が、直也君に抗議した。
投票の意見が多いので、仕方なくやることになってしまった。
「やるかやらないか、書いた人は、この箱に入れてください」
あたしは、投票箱を作ると教壇の上に置いた。
