1-1
【いつもの日常】





ピピピピ ピピピピ

眠気と気だるさに包まれながら、朝の目覚ましが鳴り響く。

いお「はぁ、朝か。」

僕の名前は神崎いお。
ごく普通に青春時代を過ごしている男子高校生。

母「いおー、朝ごはんできたわよー」

いお「わかったー」
(さて、今日は家族とスキーに行く日
だ、楽しみで仕方無い。)


〜朝の食卓〜

母「いお、準備はもうできてるの?」

いお 「一応ね。」

父 「防寒着とか忘れるなよ」

いお 「流石に忘れないってw」

父 「おうかちゃんはいつうちに来るんだっけな?」

母 「もうそろそろ来るはずよ」

ピンポーン

父 「お、きたか?」

おうか「おはようございます!」

母 「おはよう、いらっしゃい」

【桜坂おうか(♀)いおの幼馴染み。
小さい頃からよく遊んでいる。】

いお 「少し来るのが早くないか?」

おうか 「スキーに行くのが待ち遠しいのよ!」

いお 「そうかい。」

おうか 「そういういおこそ、ワクワクしてたまらないんじゃないの?」

いお 「そんなことないよ。」

おうか 「正直じゃないだからw」

父 「朝っぱらからキャッハウフフしてんじゃねぇ!!」

母 「あらまあ、お父さん、ヤキモチですか?」

父 「‥‥そろそろ行くか。」

母 「そうねw」

いお「よし、準備OK!行こう!」

おうか 「おー!」

(こうして、僕達はスキー場に、向かうため、家を出た。)