「…………キス、の回数。」 「数えてたの?」 「わ、悪いかよ。」 こうやって旭は私のココロを奪う。 そんな私だけのヒーローにちょっとだけ意地悪してみる。 「キスしたの、5回目だけど?」 「…はっ?え、5回?!え、どゆこと?は?え?」 「やーっぱり何にも覚えてないんだね!」 「覚えてない…?え、どゆこと?マジで、どゆこと?」