ー柚姫sideー
「くぅぅぅぅ・・・かぁぁぁ・・・」
「こら、寝てる場合じゃないやろ。準備せんと、明日入学式に行けへんよ。」
「わかってるってばぁ・・・くぅぅぅぅ・・・」
「もう知らんよ。」
呆れたように首を振りながら、望は柚姫の部屋を後にした。