白と黒、そしてグレー。


「りお?さっきはゴメンな。言い過ぎた」


その言葉になんだか


じーんっときて、


また涙が溢れた。


「ううん!私の方こそ...ごめんね。
 冷たい人なんて言ったり、
 思ってもないのに酷いこと言って。」

「いいよ謝んなくて。俺が悪かった。
 思ってもないのに偽善者とか言ってさ。
 ほんと俺最低だって思った。ごめんな」


そーだ。

偽善者って言われたんだ。


「ちょ、泣くなよ!!ほんと悪かったって」


涼ちゃんがそでで涙を拭きながら


ぎゅうって抱きしめた


きゅんきゅんして、


あったかくて


涼ちゃんの茶色いサラサラした長い髪が


私のほっぺたに触れる。


いい匂いする。


この香り落ち着く。


「...くんくんするな」


「あ。ばれてた?」