「おし。おっけー。」
「…早川くんのライン……。」
無事 ラインを交換したあと、独り言を発しながら画面を見つめる綾瀬。
「俺の連絡先、嬉しいんだ?」
画面の俺のアカウントを見つめる綾瀬をからかったように笑えば、少しだけ頬を緩めた綾瀬は
「…っ…と言うよりも、私なんかと連絡先交換してくれるなんて思ってなかったから、その…ありがとう。」
って。
『私なんか』って、すげー嫌。
何そのネガティブ思考。
つーか、俺が連絡先聞いたのに、なんで綾瀬が”ありがとう”なわけ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…