そんな質問攻めにあい私は気力がなくなっていた。
するとそこに翔がきた

「華~来たぞ~」

「あ、翔!今来たの?タイミング悪いな」

「なんか言った??」

「いや、なにも」

こんなたわいない会話をしている間に夏休みが終わり5時間目の全校集会に蓮と向かった。
全校集会では、生徒会長と1年生代表挨拶がありその後レクリエーションがある。
ちなみに生徒会長は翔のお兄ちゃんだ。かっこよくて他学年にも人気があるみたい
ぼーーっとしていると1年生代表挨拶になった
そこに立っていたのは深君だった

「私たち1年生は........この学園で最初に頑張ることは~華ちゃんを惚れさせることで~す笑
覚悟しといてね華ちゃん!!」




「きゃあーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」




耳が壊れそうだ。
そんなことをよそにこっちを向いてウインクまでしてきても~終わった~そんなことを考えていたら集会は終わっていた。

深side

俺はひとめぼれなんてしたことないのに初めて朝ひとめぼれした。
華ちゃんだ。
桜を眺める姿はきれいで俺の目をくぎづけにした。

教室に入ると華ちゃんがいた。俺は落とすと宣言すると嫌そうな顔をした。
体育館でも宣言してウインクするとめっちゃ怒ってた
そんな顔もかわいくて....


華side

いきなり教室で落とす宣言してきて体育館でも宣言そのうえウインクまで
かなり怒っていたと思う。顔に出ていたと思う
人気のある深君に会うのが嫌で急いで教室を出て帰った。


「待て。おい待てって!」

「なに?」

「怒ってんの?」

「怒ってるよ。当たり前でしょ。私はあなたと関わりたくないのになんで話かけるの?
 やめて。もう関わらないで。」

「言いたいことはそれだけ?」

「え?」

「俺はお前に惚れた。だから俺のものにしたい。
 どんだけ華ちゃんに嫌われても話しかける。絶対落とすから。じゃあ明日な」

.....?私今ドキってした??え??

「華、顔赤いけど。もしかして深に惚れた?(ニヤ)」

「えぇぇーーーー!?!?そんなことないよ!!蓮変なこと言わないでよ~
 待って。私顔赤い?」

「赤いって言ってるじゃん。華慌てすぎ笑
 くっつくのも時間の問題かぁ。」

「え??」

「んーん。何もないよ。じゃあ、また明日迎えにくるね!」

「うん。じゃあ明日ね!」