しばらくの間、ベッドにもたれて愛美の肩を抱き寄せ髪を撫でていた“政弘さん”は、ふと壁時計を見上げた。
(もうすぐ12時か…。今日はこのまま一緒にいたいな…。ん…?今日は…?)
「ああっ!!」
“政弘さん”が突然大声をあげるので、愛美は驚いてビクッと肩をふるわせた。
「どうしたんですか?急に大きな声…。」
「今日!!愛美の誕生日だったのに!!」
やっぱり忘れていたんだなと、愛美は苦笑いを浮かべた。
「なんだ…。そんな事ですか…。」
「そんな事じゃないよ!!俺、愛美に何もしてあげてない!!プレゼントも用意してない!!」
“政弘さん”は慌てふためいて、意味もなくジャケットやワイシャツの胸ポケットの辺りを探っている。
「政弘さん、落ち着いて下さい。私、プレゼントとか要りませんから。」
「いや、そういう問題じゃ…。」
愛美はおかしそうに笑って、“政弘さん”の手をギュッと握った。
「私は、政弘さんがこうして隣にいてくれるだけでいいんです。幸せですよ。」
“政弘さん”は愛しそうに愛美を抱きしめて、優しく髪を撫でた。
「愛美は欲がないんだな…。もっと欲を出してもいいんだよ?」
「欲張りですよ?多分、政弘さんが思ってるよりずっと。それじゃあ…今日はもう少しだけ、このまま一緒にいて下さい。」
(もうすぐ12時か…。今日はこのまま一緒にいたいな…。ん…?今日は…?)
「ああっ!!」
“政弘さん”が突然大声をあげるので、愛美は驚いてビクッと肩をふるわせた。
「どうしたんですか?急に大きな声…。」
「今日!!愛美の誕生日だったのに!!」
やっぱり忘れていたんだなと、愛美は苦笑いを浮かべた。
「なんだ…。そんな事ですか…。」
「そんな事じゃないよ!!俺、愛美に何もしてあげてない!!プレゼントも用意してない!!」
“政弘さん”は慌てふためいて、意味もなくジャケットやワイシャツの胸ポケットの辺りを探っている。
「政弘さん、落ち着いて下さい。私、プレゼントとか要りませんから。」
「いや、そういう問題じゃ…。」
愛美はおかしそうに笑って、“政弘さん”の手をギュッと握った。
「私は、政弘さんがこうして隣にいてくれるだけでいいんです。幸せですよ。」
“政弘さん”は愛しそうに愛美を抱きしめて、優しく髪を撫でた。
「愛美は欲がないんだな…。もっと欲を出してもいいんだよ?」
「欲張りですよ?多分、政弘さんが思ってるよりずっと。それじゃあ…今日はもう少しだけ、このまま一緒にいて下さい。」



