好きにさせて






「ぎゃっはは〜!!まぢないわ〜!くっくっ、、はっ!」



ただいま、爆笑されている。

目の前にいる友人にわたしは悲しみの涙さえも流れない。



年も一ヶ月前に明け、色々と落ち着いてきた2月の今日この頃。

教室の一角にあるストーブに手をかざしながら昨日あった出来事を友人にすべて話したのであった。



「え、なになに〜?!別れたの〜?」



話が聞こえていたのか、クラスの女子も寄って来てストーブを一緒にかこう。




「あ〜!お腹痛い〜っ!!!やばい!涙出るわ〜!」


「あっはは!何なの〜!」




……全然、笑い話じゃないんですが。




「ウケるね!ちょーネタになるわ!」


褒めんな。




「いい加減笑うのやめて!心折れる!」


「いやもう、粉々になってるでしょこれ以上折れる事無いでしょ」


「あっはは〜言えてるぅ〜」




もうやだ。女子高生怖い。怖いよ。
わたしも彼女たちと同じ高校生だけどさ!



「まあまあ、落ち込まないで」



わたしのとなりでストーブをかこう女子はわたしの頭を撫でてくれる。それが優しすぎてつい、涙腺が緩んだが。





「すっぴんを見られてフラれたとかアタシらが笑ってあげるよ〜!くくっ」




「やめて〜!もう言わないで!」



泣くどころじゃない。そんなに面白いか、わたしがフラれた話は。



「あ〜もう、話すんじゃなかった…」



「だって、面白すぎ〜!!まぢで〜!」

「確か1年以上続いてたでしょ?それで別れる原因がすっぴんって!すばらしいわ〜!!」



ぎゃははははっと彼女たちはお腹を抱えて笑い続ける。


くっそ、何か悔しい。