彼はいつも気分屋で




「お待たせしました」と蓮と同じパスタをテーブルの上に置かれる



「え、遊園地?ほんとに?」


「…ほんと。食べるぞ」


「チケット取ったって、お金は?遊園地って言うから高いんじゃないの?」


「…そこまで高くない」


「嘘高いよ!いくらだった?返すから…」


「あーもう黙れ」


「ん!?」



フォークに巻きついたパスタを口の中に入れられる。



「うまいだろ?」


「…お、おいひい…」


「さっさと食って、遊園地、行くぞ」


「そうだねっ」






ここの料理はすごく美味しかった。


だけど何より嬉しかったのは、蓮が私の為に行く場所を考えてくれた事。


人混みが苦手なのに、遊園地なんて場所を選んでくれた事。



けどそれは、蓮が私の事“友達”としてしてくれてるってわかってる。



それが頭によぎる時、その時は胸が痛くなる。