大人気ないなんて思われても仕方ないけれど、鈴の居場所を自力で見つけられないやつに鈴を守る資格なんてない。 そもそも鈴を譲ってやろうなんて思ってもいないけど。 鈴の荒い息遣いが聞こえてまたそちらに目をやれば、悪夢でも見ているのか魘されていた。 「鈴?」 僕はずっと傍にいるよ。 はっと目を開く鈴。 美しい君を手放すなんて、僕には出来ない。