野良猫は膝の上で眠る



「学校のあと倉庫よんの?」

綾がはるにきいている。

「倉庫?」

倉庫って荷物とりにいくのかな。

「うん。すずも連れてく。」

私も行くらしい。

「じゃ、2人とも早く着替えて学校いこーぜ。」

学校今からなのか。

「すずきがえよっか。」

綾から制服を受け取り頷いてはるについていく。寝室のクローゼットに向かうはる。

はるの側で着替えるのもどうかと思ったのでリビングでに行く。

「あれ?すずどこ行くの?」

「はるも着替えるから、リビングに行こうと思って。」

「綾も居るのに?警戒心はどこにいったの。」

そう言って私を部屋に戻した。

仕方ないここで着替える。
はるもいるけど気にしてないっぽい。

部屋の隅による。
シンプルな白いシャツは第一ボタンをあけ紺色のネクタイを結ぶ。丈の短いスカートをはき、白いカーディガンを着る。
最後は黒っぽいブレザーを着て完成。

後ろを振り向くとはるが眠そうにベッドに腰掛けていた。