そんな甘々な奏太と過ごしてるうちに私の方がしっかりしなきゃいけない事が増えて


気づけば奏太の事に色々手を出しすぎてた






最初に来た時はキレイに片付けられてた奏太の部屋だけど


基本的に奏太は汚くても気にならないらしく時々しか掃除をしない


だから来る度に掃除をするのは私で


奏太のお母さんに『いつもありがとう』なんて言われるようになった


付き合うようになって1番喜んだのは私の両親と奏太の両親


私たちはほとんど毎日どちらかの家で過ごしてるけど


いつのまにかお互いの部屋にお客様用の布団も1組当たり前のようにおかれてて


『結婚はいつ頃がいい?』なんて母親同士で盛り上がったりしてる