「NO!! カワタッチ!トモ!」 はいよっと、寿司屋の大将の如し 二人の剛力にぐわしっと鷲掴みにされる。 ちくしょう、カワタの腕っぷしは理解できるが なんだこのトモの馬鹿力は。 ほっそい体のどこにこんな力が蓄えてあるんだよ。 「ぬぁっ!離せ!てめーらスクラップにすんぞ!」 めしめしめし… 嫌な音が響く。 なんのその! 「ゆーるーさーんー!」 耳から湯気は漏れていないだろうか。 脳みそがボコボコと沸騰してる筈だけど。