「コウヤ〜!?え、今日早くない!?」 和義がどすっぴんでコウヤを抱き締める。 カワタが誰か知らない作業服の男と話し ヨシロウなんか夕方5時だってのにネグリジェで目をひんむいてあたしを凝視。怖い。 トモがコウヤに何か話し掛け あたしの部屋は小さな人だかりになっていた。 「何、ペンキで落書きやろ? ごめんなみんな迷惑かけて」 なんもないわよみたいな顔でへらっと笑い ハゲそうなストレスを隠し、軽いノリで近づく。