水色が広がりあたしの目を細くさせる。 田舎独特の、ひんやりした風があたしの髪に絡まり遊ぶ。 エレベーターを降りると愛車の顔を見つけ乗り込む。 窓は全開 寒いくらいの風を浴びて 田舎道をガラゴロと走って、田んぼを横切るあたしをカカシが見送る。 自由を手いっぱい 幸せを目いっぱい 鼻歌を口ずさみ駅につく。