「って…」 「ここは(゚゚)ちょ、ヨシロウ…あまりに酷なんじゃないの、いきなりもいいとこよ」 「入りましょ」 こんな田舎にも繁華街はある。 ネオンの数さえ違えども、この街唯一の歓楽の地。 その中で一、二を争う大きな門構え。 見慣れた、門構えは鼻にパイナップルの余香をふわりと届ける。