「なに言ってんのあんた。 そんなバカな事するとか、あたしどんだけ暇なのー。 やぁねぇ、ヒゲまだ剃ってないのにっ!いきなり来ないでよっ!」 「あ、そこ、どんだけ〜じゃないんや」 「あたしは女よっ!!!」 和義じゃないか。 まぁそもそも悪戯めいたもんだろう。 あたしは簡単に考えて 部屋に戻り全てをゴミ箱に詰め込んだ。 心地よい秋風がカーテンを靡かせて ふぅ、とへたり込むと広い広い空が水色に染まっていた。