「胃痛くないですか?」 陶器の人形のようなトモは 大きな目を細めて欠伸しながらあたしの腕を少し強く引っ張って あたしをまた 昨日と今日の薄い隙間に潜り込ませようとする。 「大丈夫。あんた仕事は?」 深い海の底でもがくように あたしは其れを払いのけ、彼から目をそらす。 「俺の仕事は特に無いですからね。 いっつも其れ聞きますよねキリさん」 「そ?じゃ、帰りなさいな」 「コーヒー入れてください」 「噛み合わねー(笑)」