「ゴルァてめー、誰のたこわさ勝手に食っとんねん」
12畳のリビングに声が響く。
「いやん!痛いっ!」
「いやんゆうな。
ヒゲそれオカマ野郎」
「やだっ!ヒゲ?やんやん!キリコのいぢわるっ生えてないじゃないのよっ!」
「ちょっとぉ、また喧嘩〜?懲りないわねぇあんたたち」
「おいヒゲ、お前も勝手に入ってくんなよ」
「あたしはヒゲありきのゲイなのよ〜
何よキリコ、鬼みたいな顔して。シワになるわよぉ〜」
あたしはキリコ。
1208号室の住人だ。
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