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あっという間に今日も終わって。
帰る支度をする。


「すーずっ」
待ちきれないというご様子で頬を膨らましながら私に呼びかける。

「最近できたあのカフェ早く行かないと閉まっちゃうよ~」

「調べたけど19時までは開いてるよそこ」
「え!ほんと?!」

ガシッと勢いよく私の両腕をつかむ。

どうしてカフェごときでこんなに目を輝かせれるのか謎だ。

「ほんとほんと」
「そっかそっかじゃあ行きますか!」

私の腕に波瑠の腕を絡ませながらにこにこと笑顔でいう。


ほんと、波瑠は甘い物好きだな、とふっとつられて笑顔になる。