これは、わたしの人生を変えた人の話しです。

‐高校1年 春‐

わたしには、いままで友達というものが出来たことがない。
今まで、「優秀でついていけない。」って色々な人からいわれ私には人が寄りそってこなかった。自分から話しかけても、いつもだれも話は聞いてもらえなかった。
性格は、明るくて誰とでも仲良くはなれる、。なのに、わたしは友達がいない。

高校1年は、きっと友達を作ろうと高校きたものの幼稚園~中学3年まで友達がいなかったわたしは人に話しかけることすらできない人になってしまっていた。明るかった性格も、今ではメガネをかけていつも本をよんでいる地味な子になっていて、とてもじゃないけど人と話せない。
なんて言っていいかもわかんないし、そもそも友達の作り方をしらない。

そんなことを考えながらクラスを確認し教室にいった、わたしのクラスは1‐Aだった。
クラスにいったとたん、クラスはすでにグループにわかれていた。

1軍 化粧をしたり、髪の毛をそめていて
ギャルやクラスのリーダー的存在の人
たち。

2軍 勉強もスポーツも普通。
取りえがあるわけでもない、平凡な人
たち。

3軍 地味ーず。
オタク・いつも読書をしていたりして
いたり友達がいない人たち。

できれば、3軍にははいりたくないがわたしは絶対に3軍だ。

クラスでは、1軍の人たちがすでにグループをつくって話たり自己紹介をしたりしている。わたしは、自分の席に座ることしかできなかった。

1時間目は入学式だった。
退屈でしかたなかった。
2時間目は自己紹介の時間だった。
ここで自分をアピールしたいところだったがわたしがいったのは
「山野中学高出身の蘭崎 春姫(らんざき るな )です。趣味は読書です。よろしくお願いします。」
平凡なことをいった。
印象にのこして、友達をつくろうと思っていたのにこれじゃ今までとなにも変わってないじゃん。
てか、趣味は読書とか絶対に地味ーずだと思われた...
初日から最悪すぎたとおもっていた春姫ははまだしらない。初日にあんなできごとがおきるなんて。



そして、その出来事が人生を大きくかえていくとは。