「なーなーせー!!」

「あっ!まみー!」

この子はわたしの最高の親友! 河原麻美。
私たちは3年B組。つまり同じクラスなんだ。

「おはよ!応援団はやく決めて帰ろう!」

「そーだね!はやく決めて帰ろう!」

「アハハッ!やる気なさすぎっ!」

私たちは3Bの教室に向かった。
実は今日はまだ夏休み。
でも私たち3年生応援団組は
フリを考えにきたんだ。

だから、教室にいるのは応援団の人だけ。
クラス37人中15人くらいかな?
それに...私と麻美以外。

全員男子なんだ....。
応援団はハードだから
みんなやりたくないらしくて...。

「おはよー!!!」
「おはよー!!!」

私は麻美と教室のドアを開けた。

「おー!おっはー!おまえらおせーよ!」

「晴翔ごめんごめん!!まーいいじゃん?」

「お前と俺んちの距離、さほど変わんねーからな!なんで遅れるんだよ!アホか!!!さっ!みんな!さっそくはじめるぞ!」

こいつは、松島晴翔。私の幼なじみ。
家も隣同士。まぁ、家族みたいな関係。
晴翔が私のこと好きって噂。
ずっと前に たってたけど。未だに謎。