百鬼夜行 〜王子と狸と狐とアイツ〜



次の瞬間

狐の面をつけた人々が、一斉に私めがけて
襲いかかってきた。

それと同時に、八雲の背後からたくさんの妖が溢れ出てくる。


う………

嘘でしょ…………?!


私は、咄嗟に鬼火銃を構えると

迫り来る妖めがけて、引き金を引いた。


パァン!


乾いた音とともに、銀色の弾丸が飛んでいく

妖が次々と浄化され、狐の面をつけた人々の動きが停止する。

私は、走り続けながら鬼火銃を撃った。


パァン!パァン!


低級の妖は、光とともに消え去っていく。


……もう少し……!

もう少しで、すべての妖が浄化出来る…!


狐の面の集団は、鬼火銃の光を浴びると動きが鈍くなるようだ。


パァン!


私は、最後の妖に向けて鬼火銃を撃った。