さくら、咲く頃あなたには


それに、琴音が気付いたのは
その日のお昼休みだった。

「あれ?ね、天李君って新堂?
あれ、澪様と同じじゃない?」

新堂君からいつの間にか天李君に
変わっている琴音は
自分で言ってわからなくなってる。

「あれ、なんか関係ある?」

私に聞かれても困る。
だって、ミオ君の弟には会えてない。

それに、
ミオ君の実家はここから離れていて
わざわざうちの学校に弟が
転校してくる事はないはず。

「あ、そうだ」

キランと目を輝かせた琴音。

「本人に聞いてこよっ」

世界で1番歓迎されている転校生の元へ琴音はスキップして行った。