さくら、咲く頃あなたには


今となっては女4人姉妹で
よかったと思うものの、
もう少し小さい頃はお兄ちゃんが
欲しかったものだ。

幼馴染の琴音にお兄ちゃんがいたせいも
あるけれど、カッコイイお兄ちゃんが
上級生にいてくれたらなぁ、なんて
思っていた。

「私、お兄ちゃんが欲しかったから
あの、そのミオ、君がいっちゃんと
結婚してよかったと思ってます」

ミオ君は、
色んな話をしてくれた。

私はそれに頷いたり
答えてただけで、話を広げる事もできず
お開きの時間になった。

せめて、祝福の気持ちを伝えたいと
めいいっぱいの気持ちを言葉にした。