魔女は、もう一人ではありません。 隣には、お姫さまがいます。 柔らかく笑い、好きだと言ってくれる友だちが。 魔女の願いは叶ったのでした。 「わたしと同じ世界を」 お姫さまは、魔女の世界のことも気に入ってくれました。 以来、王家に生まれた女の子はみな、魔女からの招待状を受け継いでいます。