今日もやっぱりキミが好き。(仮)




「楽しみだなぁ〜新しい学校っ!」



「またいろいろ話聞かせてね。
はい、美麗ちゃんが好きなフレンチトースト!」



「わぁー!!やったー!頂きます!」


お気に入りの制服に着替えたら、
お母さんの作った朝ごはんを頂く。


お手伝いさんは、一応来てもらっているけど
基本的には家事はお母さんがこなす。

お母さんは元々、
一般家庭の育ちっていうのもあるし、
何よりお母さんは料理がすっごく上手。


お手伝いさんが家事全般を担うのは
お母さんがお父さんの出張に
ついて行かなくちゃいけない時くらい。



「美麗、おはよう。」



「お父さん!おはよーう。」



「…おっ、今朝はフレンチトーストか。」



「あなた、コーヒーにします?紅茶にします?」



「コーヒーを頼むよ。
…美麗、似合ってるね、新しい制服。」




「ほんとっ!?嬉しい!
莉莎子さんもそう言ってくれたの!
制服も可愛いし、校則もちょっと自由になるし…
ほんっと、新しい学校楽しみ〜っ」




「…楽しみなのは良いことだけどねぇ…。
お父さん、心配なんだよ。」




「え?なにが?」




「…美麗が、変な男に捕まらないかと思って。」




「えぇっ?なにそれ?」




「校則が自由であるということは、
それだけ個人の意見が尊重されるということ。
それは良い意味でもだが、悪い意味でもだ。」




「大丈夫だよ〜っ。
ほんっとに心配性だなぁ、お父さんは。」




「だがなぁ、美麗。
世の中にはいろんな考えの人がいるんだぞ。
美麗はこの相沢グループの令嬢として
お父さんとお母さんが、大事に育てた
大切な1人娘なんだから。
ちゃんと、考えて行動しないといけないよ。
いいね?美麗。」




「大丈夫ですよ、あなた。
美麗はちゃんと、分かる子です。
…はい、コーヒーとフレンチトースト。」




「そうだよ。お母さんの言う通り!
私は大丈夫だから!お父さん安心して!」




「…あぁ…。」