そんな結婚、あるワケないじゃん!

だから、いつでもその時が来ていいように…と心構えだけは持ってたつもりだったけどぉぉ……。


(ダメだ……。いざとなるとやっぱ怖い……。羽田のこと好きだけど、やっぱダメだよ。こんなの!)


自分から暮らす…?って言っちゃったけど、親にも何も言ってない。

服だって着てきたのしかないし、パンツだって履き替え1枚買っただけだったし………



「……あっ!しまった!」


ヤバい!昨日履き替えたパンツ、乾燥機の中に入れっ放し!

羽田が脱いだ服入れる前に取り出さないと、どんなの履いてきたバレるじゃん!!


ガバッと毛布から飛び出し、慌ててお風呂場へと駆け出した。
水音も何もしてないから、てっきり羽田はトイレだと思ってドアを開けたら………



「えっ⁉︎……」


真ん丸な目した羽田がこっちを向いてた。


しかもしかも!


あろう事かパンツ脱ごうとしてるしぃぃぃぃ!!!



「ぎゃ〜〜!!ご、ごめーーーん!!!」


バタン!!と勢いよくドアを閉めて逆戻り。


やだやだ!
本当にやだ!!
もう私、こんなのやっぱ無理っ!お願いっ!!勘弁してぇぇっっ!!!