「はい、着いたよ。ちょっと飛ばしちゃったけど大丈夫だった?」 公園についてようやく自転車を止めてくれた 榎本くんは、後ろを振り返った。 「大丈夫だよ。ありがとう」 倒さないようにゆっくり自転車から降りると、 近場の木の下に自転車を止めて また私の元に戻ってきた。 「ブランコにでも座る?」 ちょうど2つ空いていたブランコを発見して、 私もブランコを見た。 私達には少し低めの、 可愛らしいブランコだった。