「確かにな。車だとめんどくさい。」 盲点だった。という結城さんをみて意外と抜けてるのかなぁ、と思う。 そう思うと少しかわいい、と思ったり。 車から降り、結城さんの家に入る。 「お邪魔しまーす…」 近くのソファーに座ると結城さんはコーヒーを用意してくれた。 「お子ちゃまなお前にはミルクと砂糖が必要かな?」 「お子ちゃまではないけどもらいます。」 私がそういうと結城さんは用意してくれる。