「なにこれ、さむっ…」
つい一人で声に出してしまうほど寒い。
午後からの予報は雪だ。
(今年は暖かいって予報だったじゃん。)
心の中でそう思いながら高校に行くためペダルを踏み出す。
自転車を漕ぐのは嫌いではない、むしろ好き。
朝はゆっくり漕ぎたいから早めに家を出るのがおきまり。元気な中学生の横を通り過ぎ
いつも挨拶をしてくれるお花屋さんのおじちゃん。そして見えてくるあなたの住んでいた家。いつもと変わらない道いつもと同じ時間。また同じような日々が始まる…そう思っていた