5:きみと、雪に誓う未来



窓の向こうに、舞い落ちていく粉雪を見ていた。


きみは、綺麗だと笑ったけれど

少し、淋しげに笑った気がしたんだ。


それはきっと、きみがもう一度

雪を見れる季節が

2度と、巡りはしない事を

知っていたからだと、俺も気付いていた。