キス魔なヤンキーくんの甘い罠

 

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「…………あーもうっ‼!」




部屋の隅っこに鞄を投げ捨て、あたしはその勢いのままベッドへダイブ。



結局授業を受けずに、そのまま帰宅してしまった。




先生も見つけられず、教科書も手に入れられず、ただキスされて帰って来ただけ。




……学校行った意味無いじゃん‼





あたしは真っ赤に顔を染めながら、じたばたと足をばたつかせた。



なんてヤツ、なんてヤツ、なんてヤツ~~~‼!




あたしのファーストキスを、いともあっさり奪っていったあの男。



逃げられないように押さえられた頭に、自然と支えられた腰。