リアル王子が意地悪なワケ

「ほら、早く!」






「うう、は、はい…………」






そ~っと背中に乗ると、高梨くんはいきなり立ち上がる。







「んで、家はどこ?」






「……………え」






「送ってくから。そんくらい気づけ、バカ」






高梨くんの顔はいつも通り意地悪だったけど、少しだけ……赤くなっていた。