「でも、俺が抱きしめても照れたりしないもんね。湖々ちゃんだったら、逆に俺のとこ来て欲しいわ」 な、何を言ってるんだ……この人は。 「私は、佐伯くん一筋です!」 「はいはい、わかってまーす」 それから、保健室に先生が来るまで私は、悠哉くんと佐伯くんのことについて話していた。