佐伯くんに告白されたあの日、家に帰ってすぐに舞那に電話した。



舞那は、「やっとか」なんて、付き合うのは知ってた的なノリで言ってきた。



知ってたなら、教えてくれても良かったのに。



そう言うと舞那は、「自分で気づかなきゃ」なんて、珍しくマトモなことを言い出して。



まぁ、持つべきものは友だなと再確認した私。