昨日の佐伯くんとのデートで、私はもう少しだと判断した。 もう少しで、佐伯くんを落とせるって!! 「もしかして、もう少しで佐伯くんを落とせるとか思ってるわけ?」 「流石、親友だよ、舞那!よく分かってる!」 「あのねー…次は何をしようとしてるの?」 舞那は、私を呆れたような目で見ながらそう言った。 本当に、我が親友ながら酷いとおもう。