カラオケの帰り道、エリナの友達? というおじさんから貰ったお金をエリナは半分あたしに握らせた。 「えっ、いらないよ」 「変な所見せちゃってごめんねぇ。 ただの友達なんだけど、お小遣いくれたから貰ってあげて」 明らかにテンションの低いあたしをエリナはどうにかしようと焦っていた感じだった。 そんな事言われても、一時間の間エリナの体をベタベタ触っていたおじさんはどう見ても友達ではなかった。 それを見ていた時間も苦痛でしかなかった。 あたしの知らない世界だった。