恋じゃないと願うだけ







しばらく様子を見ていたが、


エリナに変わった様子もなく安心していた。






そんな時

俺の視界に入ってきたのは遠くで倒れている彼女の姿だった。



一緒にいたエリナを押し退け、一目散に彼女の元へ向かっていた。





凄い高熱の彼女を抱え保健室へと向かった。



苦しそうに息をする彼女。



そんな彼女を抱き抱える俺を見て先生は言った。




「本当に大切なのね

彼女が羨ましいわ」





もう自分でも分かっていた。




俺は彼女が好きなんだと。

大切な存在になっていたんだと。