恋じゃないと願うだけ







楽しそうに香水を嗅ぎ合う二人は、まるで恋人のようだ。






いや、もしかしたらこれは何かあたしの勘違いなのかもしれない。





何か理由があるに違いない。


そう自分に言い聞かせた。




そう思い

また声をかけようとした時だった。






あっ…




エリナと目が合った。





手を振るあたしに


すぐに視線をそらす。






えっ、、、





と思う暇もなく



エリナは旬君の腕に手を通し、




そしてそのまま体を密着させた。