恋じゃないと願うだけ







気にしない、気にしない。



これから大好きな旬君に会えるんだし!









「結香ちゃん!」




「旬君お待たせ」




優しい笑顔に癒される。




「クレープでも食べに行く?」




「うん♪」






幸せ。



旬君と出会えて本当に良かった。



いつも歩いていた並木道も、角度が変わるだけでこんなにも綺麗に見えるなんて不思議だ。






キュッ…






そっと手を握ってきた旬君の横顔を見上げると、あの時のように頬が赤く染まっていた。




伝染するようにあたしも恥ずかしさから顔が熱くなるのを感じた。









「結香ー‼旬君ー‼」





声がするほうを見ると


アキラ君と腕を組むエリナ達の姿があった。






さすがエリナ。

やっぱり展開早いなぁ。



朝は高多先輩と腕を組んでいたのに、

帰りはアキラ君と腕を組んでいる。




でもなんだか今回ばかりは複雑。