「…う、うん」

そう言って小走りで
少し先に見えていた自動販売機
に向かっていった。

「はな、みみに嘘ついた。」

どういうことなんだろう?
私は考えていると理恵が

「飲み物、でしょ?笑」

それを聞いたみみは
うん、と言い

「さっき後ろ歩いてる時
飲んでたのみみ、見たもん。」

自動販売機に行った
はなを睨みながら
そしてもう一言。

「嘘つきは苦しめなきゃ…ね」

「え?みみ?」

私が聞き直すと、
ううん?なんでもないよ?
と言いつつすごい勢いで
携帯をいじり始めた。

そして

「みみ、お茶で良かった?」

と言って駆け寄ってきたはなに
理恵が言った

「おせーよ、地味子」

続けてカスミが

「…死ねば?」

はなは、動揺した目で
みみの方を見る。

するとみみは微笑みながら

「…嘘だよ!笑
ドッキリ大成功~!」

と言った。