神様、どうか。



「完全にお姉ちゃんに向かってたよね、お水。」


だよね。狙ってきてたよね。

スーツも乾き、店長さんも謝ってくれ一件落着したころ道子が渋い顔をして話を蒸し返す。


「もうお気づきだと思いますけど、お姉ちゃんってすごくツイてないんですよ。」

「ちょっ、道子!」

「はい、身をもって実感中です。」


染み染みと頷く社長に返す言葉がない。


「小さい頃からなの?」


いつもと違う優しいトーンで道子に聞く社長にちょっと驚いた。

そんな声も出るんだ。


「はい昔からで。原因不明なんです。」


余計なことを言うな、と道子を制そうとしたとき、


「あら、原因ならあるとよ?」


お母さんが突然、衝撃発言。