神様、どうか。



気まずくなっても嫌なので話を変えようとすると、社長がゆっくりと視線を戻した。


社長の切れ長の目が、真っ直ぐに私を捉えている。


しばらく沈黙が流れ、どうしていいか分からずに戸惑っていると社長がやっと口を開いた。



「あまりそういうツイてるだとかツイてないという言い方は好きではないが、俺はツイてるよ。」


「え…?」


「今は、こんな大きな会社の社長をやれて、いい生活を送れてるんだ。
仕事もやり甲斐あるし、田舎暮らしだったら乗れなかった高級車にも乗ってる。」



びしっと箸で私を指しながら、


「要は考え方だよな。」


と、一言。