「おいおい、なんの騒ぎだ。」 そう言いながら玄関から入ってきたのはすごく男前の人。 「お仕事ご苦労様です。組長。」 組長… この人が藤崎蓮司さんかな? 「あ、君かな? 桃也咲世ちゃんは。」 「はい。」 「俺は藤崎蓮司。今日からよろしくね。」 やっぱり、この人が蓮司さんか… 「よろしくお願いします。」 「ごめんね、このタツが失礼なことを行ったようで… でも、いいやつだから。 あ、タツを君のお世話係にするよ。」 え、この人をスパイと疑った人が? まぁ、でも蓮司さんが言うなら仕方ないっか…