綺麗な薔薇には闇がある

この時間は、登校する人が一番多い


そのため、玄関に着くと、靴箱周辺に人が気持ち悪いほど居た


そこにわざわざ踏み入るという、自殺行為はしたくないため、入り口で人が減るのをじっと待つ


待っている間も、私に話しかけてくれる人なんて無論、居なかった






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だんだん人が減ってきて、入り口から廊下まで、自分の靴箱を通って行ける道筋ができるタイミングを見計らう


……よし、今だ


そうして私は、さっきよりも減った人混みへと飛び込んだ