「……え……?」


「私はあなたたちと関わりたくありません。

よろしくしたくもないです」


きっぱりとそう告げる



みるみる瞳が潤んでいくヒカル


「おい、てめぇ……」


無口そうな人が私を睨む


その時……



チャイムが鳴り響き、無口そうな人がチッと舌打ちをした



そして空いている席に座った彼ら


どうやら同じクラスらしい



……彼らと関わりたくはない


いや、私は誰とも関わってはいけないんだ



私と関わった人──大切な人たちは、皆死んでしまうのだから