「芹香、私聖君に告白するから、芹香は蒼斗に告白してね！
今から！はい、行ってらっしゃい、行ってきまーす！」
いきなり雪がそんな事を言い出した。……は？何ダッテ？んんん？
「え？え？はぃいいい！？」
戸惑う私を放って、雪は物凄いスピードで走って行った。
「……蒼斗に告白？」
む、無理でしょ？だって、雪は知らないけれど……
……蒼斗には、“好きな人”がいるって。なのに、告白なんて、無理でしょ？
でも、“好きな人”を聞き出すくらいなら、出来るかな？
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「芹香、私聖君に告白するから、芹香は蒼斗に告白してね！
今から！はい、行ってらっしゃい、行ってきまーす！」
いきなり雪がそんな事を言い出した。……は？何ダッテ？んんん？
「え？え？はぃいいい！？」
戸惑う私を放って、雪は物凄いスピードで走って行った。
「……蒼斗に告白？」
む、無理でしょ？だって、雪は知らないけれど……
……蒼斗には、“好きな人”がいるって。なのに、告白なんて、無理でしょ？
でも、“好きな人”を聞き出すくらいなら、出来るかな？
