「 レモン‥‥ レモンのスイーツ‥‥ 」 綺麗に整頓されていて物も少ないリビングは私の声がよく響き、レモンという単語に思考を奪われている私は響さんの眉間に皺の寄った表情に気づきもしない。 そして私はというと必死にレモンを使ったスイーツを考えてみるものの、食べるのが好きというだけで何の知識もないのでハチミツレモン以外に思いつくはずもなく、 「 お前何ヶ月働いてるわけ 」 明日からは少し勉強しようと心に誓った。 「 ‥‥‥がんばります 」 「 頑張ったところで為になるのか疑問だけど 」